住宅ローン減税

「住宅ローンはこのくらいまで借りても大丈夫」という金額を出してみましょう。無理をせずに返済できるローンの額と現在おもちの自己資金、マイホームはこの金額の中で手に入れます。もちろん、建てるのは「安くていい家」です。そうすれば、のちのちローン地獄に陥らずにすみます。「不況、不況」と耳にタコができるくらい聞かされる昨今。「そんなときに家を建てても大丈夫?」と心配になりますが、実は、この不況は家を建てるチャンスでもあるのです。そのひとつが、土地の値段です。国土交通省が3月に発表した2009年1月1日現在の公示地価によると、8年1月1日以降、全国平均で地価がマイナス3.5%下落したそうです。土地をもっている方にとっては、財産の価値が目減りしたという話で、お気の毒に思います。しかし、これから土地を購入しようという方にとって、これは朗報です。土地の値段が下がったのですから。土地は地価の下がった今のうちに購入の手はずを整えるといいのではないでしょうか。また、政府の経済対策のひとつに、「住宅ローン減税」があります。住宅市場にカンフル剤を打って、景気の立て直しを図ろうという政策です。今回、住宅ローン減税の規模が大幅に拡充されました。ローン減税の控徐率は1.0%、控徐期間は10年間、最大控除額は500万円になります。第2章でもふれた、「長期優良住宅」の認定を受けた住宅は、ローン減税の控徐率が1.0%から1.2%に引き上げられ、10年問で最大600万円まで控除可能になります。また、「長期優良住宅」は、住宅を所有するときに必要な登録免許税、取得税、固定資産税の負担も一般住宅より軽くなります。何かいくら得になるのかは、住宅ローンの金額や年収によって異なり、なかなか複雑です。専門家の人に相談してみてください。なお、景気対策を目的とした優遇措置は、期間に限りがあります。優遇措置を受けたいのなら、早めに行動準備しましょう。に新しい政策が発表されるので、ニュースは必ずチェックしましょう。知っていれば得になることがいろいろあります。地元の木材を使って家を建てると、補助金が交付されることをご存じですか。地域の木材を使うことは山の保護育成になります。さらに地域経済の活性化にもつながります。そこで、各自治体は地域の木材を使って家を建てるよう後押しを始めました。約7割の都道府県で、地域材を使った家づくりに対し、何らかの助成制度を設けています。市町村レベルでも同様の助成制度を設けているところがあります。